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2026.01.09

ブログ第7回 素材選び①:「とりあえずABS」じゃない理由

 こんにちは。有限会社会津ゴム工業です。

今回から数回に分けて、ものづくりで欠かせない 「素材選び」 について簡単にご紹介していきます。

まずはABSから

プラスチックの中でも、最もよく選ばれる素材のひとつが ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン) です。
強度・加工性・価格のバランスがよく、「まずはABSで作れないか?」と言われることがとても多い素材です。

ABSの良いところ

  • 成形しやすい

  • 値段が手ごろ

  • 難しい形状にも比較的対応しやすい

試作や小ロット製品でも扱いやすく、当社でもよく使用しています。

ただし万能ではありません

ABSは便利な素材ですが、

  • 高温に弱い

  • 強い薬品に弱い

  • 耐摩耗性はやや低い
    という弱点があります。

もし
「熱がかかる場所」
「薬品に触れる可能性がある部品」
「摩耗しやすい機構部品」
に使う場合は、別の素材を選ぶ必要があります。

まとめ

ABSは“最初の候補”として優秀ですが、用途によっては不向きな場合もあります。
次回は、ABSの次に相談されることの多い PBT(ポリブチレンテレフタレート) について簡単に紹介します。

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