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2026年03月

2026.03.24

ブログ第14回【実録】アクリル板×ヘリサート。割れやすい素材を「微調整」で追及の話

 こんにちは、会津ゴムです。

「アクリル板にヘリサート(ねじ込みインサート)を。でも、1箇所も欠け(クラック)は許されない」

先日、そんな痺れるようなご依頼をいただきました。アクリルという素材は透明で美しい反面、衝撃や圧力に弱く、加工時にピシッとひびが入りやすい「強情な」性質を持っています。

一般的な加工業者なら「ある程度の欠けは仕様です」と言ってしまうような場面。ですが、お客様が求めているのは「完璧な品質」です。

私たちは諦めませんでした。 今回、私たちが取った対策は**「0.01mm単位での下穴径の微調整」**です。

マニュアル通りの下穴では、ヘリサートをねじ込む際の圧力が強すぎてアクリルが悲鳴を上げます。かといって広すぎれば強度が足りない。 何度もテストを繰り返し、その素材・その厚みに最適かつ「欠けが出ない」絶妙なラインを見極めました。

品質に対する追及は製品ごとに違ってきますので終わりがありませんね。

そこがもの作りの醍醐味だとも思います。