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2026.01.28

【第12回】素材選び⑥:PEEK(ピーク)はどんな時に使う?

 こんにちは。会津ゴム工業です。

最後は PEEK(ピーク) の簡単紹介です。

PEEKの特徴

  • 耐熱性が非常に高い

  • 耐薬品性も抜群

  • 医療・半導体分野で使用される

注意点

  • 材料コストが高い

  • 必要な場面は限定的

「ABSやPBTでは不安」という時の最終候補になる素材です。

当社ではPEEKの成形加工ももちろん可能です。

2026.01.28

【第11回】素材選び⑤:ナイロン(PA)の使いどころ

 こんにちは。会津ゴム工業です。

今回は ナイロン(PA) です。

ナイロンの特徴

  • 強度が高い

  • 摩耗に強い

  • 機構部品によく使われる

ギアや摺動部など、動く部品 に向いています。

注意点

  • 水分を吸いやすく、寸法変化に注意

「丈夫さ重視」のときに選ばれる素材です。

2026.01.28

【素材選び番外編】ポリカーボネートの弱点を補う「ハードコート」

 こんにちは。有限会社会津ゴム工業です。

今回は第10回で触れた ポリカーボネート(PC)に施すハードコート処理 についてご紹介します。

ポリカーボネートの特性

ポリカーボネートは

  • 衝撃強度が非常に高い

  • 割れにくい
    という優れた特性を持つ一方で、
    表面が比較的柔らかく、擦り傷が入りやすい という弱点があります。

ハードコートとは?

ハードコートとは、ポリカーボネート表面に
硬質なコーティング層を形成する処理です。

これにより、

  • 表面硬度が向上

  • 擦り傷がつきにくくなる

  • 外観の劣化を抑えられる
    といった効果が得られます。

こんな用途に使われています

  • 機械装置ののぞき窓

  • 歯科・医療機器の透明カバー

  • 保護カバー・安全カバー

「割れにくさ」と「傷つきにくさ」を両立したい場合 に選ばれる仕様です。

注意点

  • ハードコートは万能ではなく、使用環境によっては効果に差が出ます

  • コストは未処理PCより上がります

そのため、用途や使用条件を確認したうえでの選定が重要です。

まとめ

ポリカーボネートにハードコートを施すことで、
PCの強みを活かしつつ弱点を補うことが可能になります。

会津ゴム工業では、用途に応じた素材・表面処理のご相談にも対応しています。
「透明性」「耐衝撃性」「耐傷性」のバランスでお悩みの際は、ぜひご相談ください。

2026.01.27

ブログ第10回 素材選び④:透明樹脂(アクリル・ポリカ)

 こんにちは。会津ゴム工業です。

今回は 透明樹脂 の代表2種をご紹介します。

アクリル(PMMA)

  • 表面硬度が高い

  • 傷は比較的つきにくい

  • 割れやすい(衝撃に弱い)

  • 透明度が非常に高い

    展示用カバーや外観重視の用途に向いています。

ポリカーボネート(PC)

  • 素材が柔らかめ

  • 傷がつきやすい

  • 衝撃に非常に強い

  • 割れにくい

    防護カバーや機械窓など、安全性重視の用途で使われます。

2026.01.13

ブログ第9回 素材選び③:塩ビ(PVC)の良いところ

 こんにちは。会津ゴム工業です。

今回は 塩ビ(PVC) について。

PVCの特徴

  • 加工しやすい

  • 耐候性が良い(屋外OK)

  • 価格が安定している

  • 接着可能

カバー、保護部品、建築用途など幅広く使えます。

注意点

  • 高温には弱い

  • 薬品によっては変色の可能性あり

    しばらく材料の簡単紹介続けていきます!

2026.01.13

ブログ第8回 素材選び②:PBTってどんな素材?

 こんにちは。会津ゴム工業です。

今回は PBT(ポリブチレンテレフタレート) のシンプル紹介です。

PBTの特徴

  • 強度が高い

  • 寸法の安定性が良い

  • 耐熱・耐薬品性がABSより強い

歯科部品や自動車部品など、精度が必要な部品 によく使われます。

注意点

  • 透明性はない

  • 一般樹脂より少しコスト高

とりあえずではなく用途がはっきり決まっているときに力を発揮する素材です

2026.01.09

ブログ第7回 素材選び①:「とりあえずABS」じゃない理由

 こんにちは。有限会社会津ゴム工業です。

今回から数回に分けて、ものづくりで欠かせない 「素材選び」 について簡単にご紹介していきます。

まずはABSから

プラスチックの中でも、最もよく選ばれる素材のひとつが ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン) です。
強度・加工性・価格のバランスがよく、「まずはABSで作れないか?」と言われることがとても多い素材です。

ABSの良いところ

  • 成形しやすい

  • 値段が手ごろ

  • 難しい形状にも比較的対応しやすい

試作や小ロット製品でも扱いやすく、当社でもよく使用しています。

ただし万能ではありません

ABSは便利な素材ですが、

  • 高温に弱い

  • 強い薬品に弱い

  • 耐摩耗性はやや低い
    という弱点があります。

もし
「熱がかかる場所」
「薬品に触れる可能性がある部品」
「摩耗しやすい機構部品」
に使う場合は、別の素材を選ぶ必要があります。

まとめ

ABSは“最初の候補”として優秀ですが、用途によっては不向きな場合もあります。
次回は、ABSの次に相談されることの多い PBT(ポリブチレンテレフタレート) について簡単に紹介します。

2026.01.05

新年のごあいさつ

 新年あけましておめでとうございます。

有限会社会津ゴム工業です。

旧年中は多くのお客様、お取引先様に支えていただき、心より感謝申し上げます。
本年も、プラスチック・ゴム製品の多品種小ロット製造を通じて、
「こんな少量でも作れる?」「この素材でできる?」といったご相談に、
一つひとつ丁寧に向き合っていきたいと考えております。

今年はこのブログを通して、
・日々の製造現場のこと
・素材や加工のちょっとした話
・会津ゴム工業の雰囲気
などを、できるだけ分かりやすく発信していく予定です。

本年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

有限会社会津ゴム工業

2025.12.11

ブログ第6回 真空成形によるカバー製品づくり:軽量・小ロット・自由な形状に対応

 こんにちは。有限会社会津ゴム工業です。

今回は、当社で製造している 真空成形カバー製品 のご紹介です。

・真空成形とは

真空成形とは、加熱して柔らかくしたプラスチックシートを型に密着させて成形する方法です。
大きな特徴は、

  • 軽量で丈夫

  • 金型コストが比較的安い

  • 形状の自由度が高い
    という点です。

そのため、少量多品種のカバーや保護ケース、試作品づくりなどに最適です。

・ご依頼の一例

お客様からは、

  • 機器外装用カバー

  • 部品保護用のトレー

  • 試作品用の樹脂カバー
    といったご相談をよくいただきます。

中でも「数十個〜数百個だけ作りたい」「形を少し変えてみたい」といったご要望に対応できる点が、当社の強みです。

・当社の対応ポイント

当社では真空成形だけでなく、

  • トリミング(切断・穴あけ)

  • 塗装や印刷などの二次加工
    まで一貫して行っています。

また、素材の選定(ABS、PET、PCなど)もお客様の用途に合わせてご提案できます。
「軽くしたい」「透明にしたい」「耐熱性を上げたい」など、目的に応じた素材選びが可能です。

・小ロットでも柔軟に

真空成形はもともと小ロット生産に向いている工法ですが、
当社では1枚の試作から数百個の量産まで柔軟に対応できます。
金型費用を抑えつつスピーディーに立ち上げできるので、試作品や限定製品の製作にも好評です。

・まとめ

真空成形は「軽い・早い・柔軟」が特徴の成形方法です。
会津ゴム工業では、この技術を活かして お客様のアイデアを形にするお手伝い をしています。

今後も、真空成形やゴム・プラスチック加工の事例を交えながら、ものづくりの裏側をお届けしていきます。

2025.11.26

ブログ第5回 歯科用ハンドピース部品の製造事例:高精度・小ロットに応えるものづくり

 こんにちは。有限会社会津ゴム工業です。

今回は、当社で製造している 歯科医療用ハンドピース関連部品 の一例をご紹介します。

・歯科用ハンドピースとは

歯科医院で治療時に使用される“キュイーン”という音のする回転器具が、ハンドピースです。
外からは見えない細かなパーツが数多く使われており、それぞれに高い精度と耐久性が求められます。

・ご依頼内容

歯科機器メーカー様より、

  • スーパーエンプラ材を使った耐熱・耐薬品部品

  • 数量500個程度の中ロット

  • 微細な寸法精度が必要な構造
    といった条件でご相談をいただきました。

  • 弊社での対応

当社では、まず材質選定の段階からサポートを行い、
成形条件を細かく管理して、変形や寸法誤差を最小限に抑えました。

さらに、仕上げ工程では

  • バリ取り

  • 穴あけ

  • 表面仕上げ
    などの二次加工を社内で一貫して行い、精度を確保しました。

ハンドピース関連部品は1ミリ単位での精度が求められるため、
「小ロットでも安定した品質を維持できる」ことが重要です。
当社では長年の成形ノウハウと二次加工技術を組み合わせ、
安定した寸法・外観品質を保ちながら、50個以下の小ロットにも対応しています。

・まとめ

歯科用ハンドピース部品のような精密で特殊な製品でも、
スーパーエンプラやゴム素材で柔軟に対応できるのが当社の強みです。

これからも歯科医療の現場を支える“見えない部品”の品質づくりに力を入れてまいります。

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